着育

●着育とは

着る物を正しく選ぶ、正しく着る、正しく洗う
知識を体系化して学ぶ事。

国民一人一人が、
生涯を通じた健全な衣生活の実現、
衣文化の継承、
健康の確保等が図れるよう、
自らの「衣」について考える習慣や
「衣」に関する様々な知識と
「衣」を選択する判断力を
楽しく身に付けるための
学習等の取組みを指し、
様々な経験を通じて「衣」に関する知識と
「衣」を選択する力を習得し、
健全な衣生活を実践することが
できる人間を育てること。
衣の自給率を知る、
生産者を知る、
産地を知ることで衣類の大切さ尊さを実感すること。




●ファストファッション

今、「早くて安い」ファストフードになぞらえて、
ファストファッションという言葉で表現され、
最新の流行を取り入れながら低価格におさえた衣料品を
短いサイクルで世界的に大量生産、販売する業態が増えてきています。

まだ、着られる服を流行を追う為に使い捨てにする行為は
カッコイイことなのでしょうか?

安いから大事にしないでいいなんて誰が決めたのでしょうか?
高級品は大事にするけど、安物は使い捨てだなんておかしくないですか?

ファストファッションが良い、悪いということではなく、
値段に関係なく大切にして欲しいと思うのです。

コンビニの大量の廃棄弁当に違和感を覚えているのなら、
リサイクルとして収集された衣服(古着)がパキスタン等の
コットンの生産地の庶民の衣服となっていることや、
毎年都内の粗大ゴミのトップが布団だということをどのように感じますか?

日本には全ての物に神が宿っているという八百万の神という
素晴らしい考え方があります。
先人がそうしてきたように、全ての物を大切に大切に扱う心を
持つことがこれからはとても大事なような気がします。




●自給率

「衣・食・住」は私たちの活動の基盤です。
人間と動物の大きな違いは衣服を着ているかどうかです。

年々、食に関しての問題意識は高まっていて、危機感を持たれている方も多いかと思います。
でも、衣に関しての危機感をもたれている方はまだ少ないのではないでしょうか?

現代は着るものに困る時代ではありませんが、食と同じように自給率で見ると、
生糸の自給率は限りなく0%に近い状態なのです。
危機が騒がれている、食の自給率よりもはるかに低いことに驚かれるかもしれません。

皮膚は消化器官、排泄器官につながり、
第三の脳ともいわれ大変重要な役割をもっています。
その皮膚に直接触れる衣類は生命活動をサポートするという
意味でも、食と同じくらい関心を向ける必要があると思いませんか?




●適地適作

その土地の気候、風土に合った作物、品種を栽培することで
自然に無理なく生活に必要なものが得られる。

とても大切なことのように思えます。




普通の農産物ならば、口に入れる物なので問題を認識しやすい
けれど衣服となると無関心なままになってしまうのは
仕方のないことなのでしょうか?

今、皆さんが身にまとっている衣服が何から出来ているのか、
どこで作られているのかを考える。
石油から作られた糸を機械が編んだ布で作られた衣服を
まとっているということを意識する。国産の素材を探してみる。

まず、意識をするというところから始めてみませんか?